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谷中散歩 [癒しの散歩道]

谷中は江戸時代より上野の寛永寺の分院が建ち始め、門前町・景勝地として賑わいました。空襲の被害を免れた地域には江戸と戦前の面影が残されています。


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日暮里駅の西口から歩き始めました。いつの間にこんなマンションが建ったのでしょう・・・





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駅の近くにある経王寺です。日蓮上人が作ったとされる大黒天が祀られています。この山門には明治維新の上野戦争で被弾した跡が残っています。





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経王寺の角を曲がり諏訪台通りを歩いてみると、戦前の建物がわずかに残っていました。この道の途中に都内では数少ない「富士山が見える」富士見坂があります。





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諏方神社です。1202年に創建されたとされる古い神社です。東西に見晴らしのいい場所で、江戸時代は景勝地として人気があったそうです。右の崖の下に西日暮里駅があります。





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諏訪台通りを来た方向に戻り、谷中の町内に入ります。





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このあたりは鶯谷と呼ばれる場所があり、旧町名の「谷中初音町(やなかはつねちょう)」は鶯の初鳴きにちなんだ名前だったそうです。





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ここは観音寺。この寺の修行僧が赤穂浪士の兄弟であったため、度々この寺で会合を行っていたとか。本堂手前の石塔は、四十七士の供養塔として伝えられているものです。





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観音寺の築地塀です。瓦を土で固めたもので、1800年頃に造られたものだそうです。
ちょっと路地に入ってみました。




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ニャン?!





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・・・昼寝中だったようです。起してしまってスマン。





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谷中の隣町、上野桜木にある旧吉田屋酒店です。元は谷中6丁目にあった建物をこの場所に移築し、上野公園にある下町風俗資料館の別館として公開されています。





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上野桜木の町も戦災を免れたのか、古い建物が残っていました。旧吉田屋酒店の近くにある老舗の和菓子屋です。大正時代の建築でしょうか、立派な看板です。





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言問通りを少し歩き、再び谷中の方へ曲がります。10歩進めば隣の寺に着くほど、寺院が多い場所です。周囲に高い建物もなく、都心の風景には見えません。





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昭和20年の東京大空襲で上野公園を囲うように焼夷弾が投下されましたが、谷中では奇跡的に被害を免れた場所がありました。狭い路地に戦前の東京の面影が残っていました。





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団子坂下から不忍通りを南に歩くと、この日の散歩の終点、根津神社です。日本武尊が創建されたとされる東京で最も古い神社の一つです。

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