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三ッ峠山 [ハイキング・登山]

河口湖~天上山~三つ峠山~三つ峠駅の初富士見物ハイキングです。






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早朝、河口湖天上山公園。真っ暗闇の散策路をヘッドライトの明かりを頼りに登り、ナカバ平へ。河口湖畔のホテルと河口湖大橋が見えました。昼間は観光客で賑わう場所ですが、未明の時間では物の怪でも出そうな寂しい場所です。





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さらに公園の階段を登り、ロープウェイの駅があるカチカチ山へ。真ん中のイルミネーションは富士急ハイランドです。雲が多くて富士山は下の方しか見えません。この先は山道で、ライトを持っていても歩きたくなかったので、足元が明るくなるまでしばらく待機。





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再び歩き始めます。府戸尾根を歩いていると太陽が顔を出しました。気温は氷点下で、足元の霜柱は踏んでも崩れないくらい固く凍りついていました。





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登山道は樹林帯の中で展望が開けませんでしたが、途中の霜山(1302m)から木々の間に富士山が見えました。





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さらに登っていくと裾野から見える場所がありました。曇っていたのがきれいに晴れました。





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出発してから3時間半、徐々に高度を上げながら三つ峠のひとつ、木無山(1732m)の山頂に着きました。





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木無山から眺める富士。迫力があります。





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峠に着いたので道が緩やかになりました。最近降ったのか、雪が積もっていました。





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広い砂地に出ました。ここまでほとんど人と会わずに登ってきましたが、別のルートで登ってきた登山者が何人かいました。





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砂で滑りやすそうな最後の急斜面を登ると、三ッ峠最高峰の開運山(1785m)です。遠くにうっすらと南アルプスが見えました。遮るものが無い山頂は風が強く、体が冷えていくのですぐに下山。





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峠からは「屏風岩」を巻くように下りて行きます。岩から染み出た湧水が凍りつき、足元には直径20センチくらいの氷塊がゴロゴロ転がっていました。





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登山道の途中にあった神鈴権現社。三ッ峠は古くから信仰の山として開けていたそうです。古びた石碑や野仏が所々にありました。





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滝の水が登山道の橋の上まで溢れて凍っていました。氷の幅は2メートルほどですが、谷に向かって傾斜しているので、氷の上でバランスを崩したら滑落しかねない場所でした。どうやって渡ろうか少々悩みましたが、ストックを収納して両手で木の柵を持って渡りました。





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山の中に忽然と現れた「八十八大師」。こんな上まで重い石像を担いできたのか・・・。急な下りが長く続き、結構足に堪えます。





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山頂から下ること2時間、ようやく登山道の終点にある「だるま石」に到着しました。





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だるま石の説明版の下の黄色い箱は「登山者名簿保管箱」。ここから登る人は、この箱に登山計画書を入れておきます。





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登山道の下は「憩いの森」の散策路に続いていました。キャンプなどができるレクリエーション施設のようですが、冬のこの時期は利用されていないようです。





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憩いの森の先は「神鈴の滝遊歩道」に続きます。





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山祗神社。この先は集落の中を歩いて行きます。





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下まで降りてきました。正面が三ッ峠山です。途中に「三ッ峠グリーンセンター」という温泉施設がありましたが、時間の都合で立ち寄れず。





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三つ峠駅に到着しました。三ッ峠山登山の玄関口ですが、この駅からだと山頂までの距離と標高差が大きいため、峠の反対側にある御坂みちのバス停から登るルートの方が手軽で人気があるようです。電車に乗って大月へ。





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大月駅前にそびえる岩殿山(岩殿城跡)。登りたいなあ。

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