御岳山～大岳山ハイキング [ハイキング・登山]
御岳山～大岳山～奥多摩駅のハイキング。
ケーブルカー御岳山駅で降りて参拝道を歩くと、色付き始めた紅葉が出迎えてくれました。
山上集落を縫うような道を歩いて行きます。
これは何の花？ たくさん咲いていました。
武蔵御嶽神社。ひんやりとした空気に包まれています。
神社の先には杉の巨木が並ぶ登山道が続いています。
柔らかい秋の日差しの中、快適なハイキング。
奥ノ院の上にある男具那ノ峰。小さな祠がありました。
徐々に険しくなる道を登っていきます。
大岳山の山頂下はロッククライミングでした。
大岳山頂に着きました。奥多摩の山並みの上に浮かぶ富士山は神々しい。
二等三角点。
木々の向こうに覗く山を見ながら下山します。
山頂から3キロほど歩いてきましたが、奥多摩駅まではまだ5.7キロ。まだまだ先は長い・・・。
尾根道を歩く人は少なく、とても静かです。
鋸山の山頂の眺望は無し。北側は整然とした植樹林です。
急峻な鋸尾根を下りていきます。
「鋸」の名の通り険しい尾根道です。いくつもの鎖場とハシゴを通過します。
山頂から３時間半かけて、奥多摩駅近くの昭和橋に辿り着きました。すっかり日が傾いて、水面が山影に入ってしまいましたね。
ケーブルカー御岳山駅で降りて参拝道を歩くと、色付き始めた紅葉が出迎えてくれました。
山上集落を縫うような道を歩いて行きます。
これは何の花？ たくさん咲いていました。
武蔵御嶽神社。ひんやりとした空気に包まれています。
神社の先には杉の巨木が並ぶ登山道が続いています。
柔らかい秋の日差しの中、快適なハイキング。
奥ノ院の上にある男具那ノ峰。小さな祠がありました。
徐々に険しくなる道を登っていきます。
大岳山の山頂下はロッククライミングでした。
大岳山頂に着きました。奥多摩の山並みの上に浮かぶ富士山は神々しい。
二等三角点。
木々の向こうに覗く山を見ながら下山します。
山頂から3キロほど歩いてきましたが、奥多摩駅まではまだ5.7キロ。まだまだ先は長い・・・。
尾根道を歩く人は少なく、とても静かです。
鋸山の山頂の眺望は無し。北側は整然とした植樹林です。
急峻な鋸尾根を下りていきます。
「鋸」の名の通り険しい尾根道です。いくつもの鎖場とハシゴを通過します。
山頂から３時間半かけて、奥多摩駅近くの昭和橋に辿り着きました。すっかり日が傾いて、水面が山影に入ってしまいましたね。
太平山・晃石山 [ハイキング・登山]
太平山（おおひらさん）は栃木県の南部、関東平野と山地の境目にある標高341メートルの山です。あじさい山として有名ですが、冬は眺望が良さそうなのでシューズの慣らし履きを兼ねて歩いてみました。東武日光線の新大平下駅がスタート地点です。
駅を出て５分ほど歩くと例幣使街道の旧道です。この街道は昨年、栃木宿から金崎宿まで歩いたきりですが、情緒ある街並みが点在し見どころの多い道です。
例幣使街道を横切り、水田地帯を走る両毛線の踏切を渡ります。
客人神社という妙な名前の神社が太平山ハイキングコースの入口です。階段を登ると杉林の中を行く道に合流します。
サクサクした落ち葉を踏みしめ、明るい自然林の道を登っていきます。空気は冷たくても、日当たりの良い山の南側を登るとすぐに暑くなってきました。
人が少なく静かな山だなと思っていると、突如土産物店や蕎麦屋が並ぶ一角に出ました。地図を見てみると栃木の市街地側から県道が通じていて、終点がこの場所になっているようでした。
このあたりは謙信平と呼ばれていて、戦国時代に関東平定を競っていた上杉謙信と北条氏康が、この近くにある大中寺で和議を結び、その後太平山に登って見た関東平野の広さに目を見張ったという言い伝えがあるそうです。そのとおり、眺望が良く関東平野越しに富士山と筑波山が見えました。
謙信平の上にあるのが太平山神社です。境内の奥に、山頂へ続くハイキングコースの入口があります。
しばらく登っていくと太平山の山頂に着きました。木に囲まれて眺望はありませんが、富士浅間神社があります。正月を迎えるため、大掃除をしていました。
太平山からいったん下り、晃石山（てるいしさん）に向かって登ります。低山と甘く見ていたらゴツゴツした岩の急坂が続き、汗が噴き出てきました。
晃石山の山頂手前で植林地が途切れ、南側に眺望が開けていました。筑波山がよく見えます。
だだっ広い関東平野。白く光っているところは渡良瀬遊水地です。地平線をよーく見てみると・・・
なんと80キロ離れた東京都心のビル群が見えました。東京スカイツリーの高さが際立っています。ベンチがあったので、今日の昼食はこの景色を見ながら。
晃石山(419m)の山頂には浅間神社の鳥居と祠があります。10人くらい座れるベンチがありましたが、すでに先客で埋まっていました。
雲間から雪化粧した日光男体山が見えました。向こう側には灰色の雪雲が垂れ込めているようで、北風が冷たいです。
山頂から少し下ると晃石神社があります。ここにはベンチやテーブルがあり、のんびりとランチを取っている方々がいました。
長い階段を下り、山桜の大木がある桜峠を経由して下山します。モコモコした羊雲がいい感じですね。
登山道が終わり、舗装された道を歩いて行きます。今回歩いた道はほとんど「関東ふれあいの道」のコースでした。
清水寺です。「きよみずでら」でなく、「せいすいじ」と読むそうです。このあたりで山道は終わり、里山ハイキングになりました。
上杉謙信と北条氏康が和議を結んだという、大中寺に着きました。ここには「大中寺の七不思議」があります。
手前の茅葺は「開かずの雪隠」という「大中寺の七不思議」の一つです。江戸時代のお寺のトイレが現存するのは珍しいですが、恐ろしくて扉を開けることはできませんでした・・・。
東武日光線の新大平下駅に戻ってきました。ハイキング日和の一日でした。
-------------------------------------------
今まで普通のコンデジ(Ricoh CX1)をアウトドアで酷使してきたせいか、鏡筒と本体との隙間から細かい砂やホコリが侵入したり、レンズバリアの動きが悪くなったりして、最後はシャッターボタンが反応しなくなるという事態になりました。雨の中での撮影や何度かぶつけたりしたのも原因かもしれません。
昨年末に耐衝撃・防水・防塵仕様のカメラ(Panasonic FT3)を購入し、今回のハイキングで試し撮りを行いました。「この手のカメラの画質はそれなり」という先入観があったのですが、CX1と比べて遜色はないどころか、青空の微妙なグラデーションなどは非常に鮮やかに再現されました。何より"精密機器"に気を遣わず扱えるのがいいですね。
歩数：23021歩
距離：13km
高低差：378m
駅を出て５分ほど歩くと例幣使街道の旧道です。この街道は昨年、栃木宿から金崎宿まで歩いたきりですが、情緒ある街並みが点在し見どころの多い道です。
例幣使街道を横切り、水田地帯を走る両毛線の踏切を渡ります。
客人神社という妙な名前の神社が太平山ハイキングコースの入口です。階段を登ると杉林の中を行く道に合流します。
サクサクした落ち葉を踏みしめ、明るい自然林の道を登っていきます。空気は冷たくても、日当たりの良い山の南側を登るとすぐに暑くなってきました。
人が少なく静かな山だなと思っていると、突如土産物店や蕎麦屋が並ぶ一角に出ました。地図を見てみると栃木の市街地側から県道が通じていて、終点がこの場所になっているようでした。
このあたりは謙信平と呼ばれていて、戦国時代に関東平定を競っていた上杉謙信と北条氏康が、この近くにある大中寺で和議を結び、その後太平山に登って見た関東平野の広さに目を見張ったという言い伝えがあるそうです。そのとおり、眺望が良く関東平野越しに富士山と筑波山が見えました。
謙信平の上にあるのが太平山神社です。境内の奥に、山頂へ続くハイキングコースの入口があります。
しばらく登っていくと太平山の山頂に着きました。木に囲まれて眺望はありませんが、富士浅間神社があります。正月を迎えるため、大掃除をしていました。
太平山からいったん下り、晃石山（てるいしさん）に向かって登ります。低山と甘く見ていたらゴツゴツした岩の急坂が続き、汗が噴き出てきました。
晃石山の山頂手前で植林地が途切れ、南側に眺望が開けていました。筑波山がよく見えます。
だだっ広い関東平野。白く光っているところは渡良瀬遊水地です。地平線をよーく見てみると・・・
なんと80キロ離れた東京都心のビル群が見えました。東京スカイツリーの高さが際立っています。ベンチがあったので、今日の昼食はこの景色を見ながら。
晃石山(419m)の山頂には浅間神社の鳥居と祠があります。10人くらい座れるベンチがありましたが、すでに先客で埋まっていました。
雲間から雪化粧した日光男体山が見えました。向こう側には灰色の雪雲が垂れ込めているようで、北風が冷たいです。
山頂から少し下ると晃石神社があります。ここにはベンチやテーブルがあり、のんびりとランチを取っている方々がいました。
長い階段を下り、山桜の大木がある桜峠を経由して下山します。モコモコした羊雲がいい感じですね。
登山道が終わり、舗装された道を歩いて行きます。今回歩いた道はほとんど「関東ふれあいの道」のコースでした。
清水寺です。「きよみずでら」でなく、「せいすいじ」と読むそうです。このあたりで山道は終わり、里山ハイキングになりました。
上杉謙信と北条氏康が和議を結んだという、大中寺に着きました。ここには「大中寺の七不思議」があります。
手前の茅葺は「開かずの雪隠」という「大中寺の七不思議」の一つです。江戸時代のお寺のトイレが現存するのは珍しいですが、恐ろしくて扉を開けることはできませんでした・・・。
東武日光線の新大平下駅に戻ってきました。ハイキング日和の一日でした。
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今まで普通のコンデジ(Ricoh CX1)をアウトドアで酷使してきたせいか、鏡筒と本体との隙間から細かい砂やホコリが侵入したり、レンズバリアの動きが悪くなったりして、最後はシャッターボタンが反応しなくなるという事態になりました。雨の中での撮影や何度かぶつけたりしたのも原因かもしれません。
昨年末に耐衝撃・防水・防塵仕様のカメラ(Panasonic FT3)を購入し、今回のハイキングで試し撮りを行いました。「この手のカメラの画質はそれなり」という先入観があったのですが、CX1と比べて遜色はないどころか、青空の微妙なグラデーションなどは非常に鮮やかに再現されました。何より"精密機器"に気を遣わず扱えるのがいいですね。
歩数：23021歩
距離：13km
高低差：378m
三ッ峠山 [ハイキング・登山]
河口湖～天上山～三つ峠山～三つ峠駅の初富士見物ハイキングです。
早朝、河口湖天上山公園。真っ暗闇の散策路をヘッドライトの明かりを頼りに登り、ナカバ平へ。河口湖畔のホテルと河口湖大橋が見えました。昼間は観光客で賑わう場所ですが、未明の時間では物の怪でも出そうな寂しい場所です。
さらに公園の階段を登り、ロープウェイの駅があるカチカチ山へ。真ん中のイルミネーションは富士急ハイランドです。雲が多くて富士山は下の方しか見えません。この先は山道で、ライトを持っていても歩きたくなかったので、足元が明るくなるまでしばらく待機。
再び歩き始めます。府戸尾根を歩いていると太陽が顔を出しました。気温は氷点下で、足元の霜柱は踏んでも崩れないくらい固く凍りついていました。
登山道は樹林帯の中で展望が開けませんでしたが、途中の霜山(1302m)から木々の間に富士山が見えました。
さらに登っていくと裾野から見える場所がありました。曇っていたのがきれいに晴れました。
出発してから３時間半、徐々に高度を上げながら三つ峠のひとつ、木無山(1732m)の山頂に着きました。
木無山から眺める富士。迫力があります。
峠に着いたので道が緩やかになりました。最近降ったのか、雪が積もっていました。
広い砂地に出ました。ここまでほとんど人と会わずに登ってきましたが、別のルートで登ってきた登山者が何人かいました。
砂で滑りやすそうな最後の急斜面を登ると、三ッ峠最高峰の開運山(1785m)です。遠くにうっすらと南アルプスが見えました。遮るものが無い山頂は風が強く、体が冷えていくのですぐに下山。
峠からは「屏風岩」を巻くように下りて行きます。岩から染み出た湧水が凍りつき、足元には直径20センチくらいの氷塊がゴロゴロ転がっていました。
登山道の途中にあった神鈴権現社。三ッ峠は古くから信仰の山として開けていたそうです。古びた石碑や野仏が所々にありました。
滝の水が登山道の橋の上まで溢れて凍っていました。氷の幅は2メートルほどですが、谷に向かって傾斜しているので、氷の上でバランスを崩したら滑落しかねない場所でした。どうやって渡ろうか少々悩みましたが、ストックを収納して両手で木の柵を持って渡りました。
山の中に忽然と現れた「八十八大師」。こんな上まで重い石像を担いできたのか・・・。急な下りが長く続き、結構足に堪えます。
山頂から下ること2時間、ようやく登山道の終点にある「だるま石」に到着しました。
だるま石の説明版の下の黄色い箱は「登山者名簿保管箱」。ここから登る人は、この箱に登山計画書を入れておきます。
登山道の下は「憩いの森」の散策路に続いていました。キャンプなどができるレクリエーション施設のようですが、冬のこの時期は利用されていないようです。
憩いの森の先は「神鈴の滝遊歩道」に続きます。
山祗神社。この先は集落の中を歩いて行きます。
下まで降りてきました。正面が三ッ峠山です。途中に「三ッ峠グリーンセンター」という温泉施設がありましたが、時間の都合で立ち寄れず。
三つ峠駅に到着しました。三ッ峠山登山の玄関口ですが、この駅からだと山頂までの距離と標高差が大きいため、峠の反対側にある御坂みちのバス停から登るルートの方が手軽で人気があるようです。電車に乗って大月へ。
大月駅前にそびえる岩殿山（岩殿城跡）。登りたいなあ。
早朝、河口湖天上山公園。真っ暗闇の散策路をヘッドライトの明かりを頼りに登り、ナカバ平へ。河口湖畔のホテルと河口湖大橋が見えました。昼間は観光客で賑わう場所ですが、未明の時間では物の怪でも出そうな寂しい場所です。
さらに公園の階段を登り、ロープウェイの駅があるカチカチ山へ。真ん中のイルミネーションは富士急ハイランドです。雲が多くて富士山は下の方しか見えません。この先は山道で、ライトを持っていても歩きたくなかったので、足元が明るくなるまでしばらく待機。
再び歩き始めます。府戸尾根を歩いていると太陽が顔を出しました。気温は氷点下で、足元の霜柱は踏んでも崩れないくらい固く凍りついていました。
登山道は樹林帯の中で展望が開けませんでしたが、途中の霜山(1302m)から木々の間に富士山が見えました。
さらに登っていくと裾野から見える場所がありました。曇っていたのがきれいに晴れました。
出発してから３時間半、徐々に高度を上げながら三つ峠のひとつ、木無山(1732m)の山頂に着きました。
木無山から眺める富士。迫力があります。
峠に着いたので道が緩やかになりました。最近降ったのか、雪が積もっていました。
広い砂地に出ました。ここまでほとんど人と会わずに登ってきましたが、別のルートで登ってきた登山者が何人かいました。
砂で滑りやすそうな最後の急斜面を登ると、三ッ峠最高峰の開運山(1785m)です。遠くにうっすらと南アルプスが見えました。遮るものが無い山頂は風が強く、体が冷えていくのですぐに下山。
峠からは「屏風岩」を巻くように下りて行きます。岩から染み出た湧水が凍りつき、足元には直径20センチくらいの氷塊がゴロゴロ転がっていました。
登山道の途中にあった神鈴権現社。三ッ峠は古くから信仰の山として開けていたそうです。古びた石碑や野仏が所々にありました。
滝の水が登山道の橋の上まで溢れて凍っていました。氷の幅は2メートルほどですが、谷に向かって傾斜しているので、氷の上でバランスを崩したら滑落しかねない場所でした。どうやって渡ろうか少々悩みましたが、ストックを収納して両手で木の柵を持って渡りました。
山の中に忽然と現れた「八十八大師」。こんな上まで重い石像を担いできたのか・・・。急な下りが長く続き、結構足に堪えます。
山頂から下ること2時間、ようやく登山道の終点にある「だるま石」に到着しました。
だるま石の説明版の下の黄色い箱は「登山者名簿保管箱」。ここから登る人は、この箱に登山計画書を入れておきます。
登山道の下は「憩いの森」の散策路に続いていました。キャンプなどができるレクリエーション施設のようですが、冬のこの時期は利用されていないようです。
憩いの森の先は「神鈴の滝遊歩道」に続きます。
山祗神社。この先は集落の中を歩いて行きます。
下まで降りてきました。正面が三ッ峠山です。途中に「三ッ峠グリーンセンター」という温泉施設がありましたが、時間の都合で立ち寄れず。
三つ峠駅に到着しました。三ッ峠山登山の玄関口ですが、この駅からだと山頂までの距離と標高差が大きいため、峠の反対側にある御坂みちのバス停から登るルートの方が手軽で人気があるようです。電車に乗って大月へ。
大月駅前にそびえる岩殿山（岩殿城跡）。登りたいなあ。
