松本城・城下町散策 [癒しの散歩道]
特急しなので篠ノ井から50分、正午過ぎに松本に到着しました。
蔵造りの建物が残る中町通りです。古い商家の店と、改装されてカフェや雑貨店になっている建物が軒を連ねていました。
一ツ橋小路から見る中町通り。100年前も同じ風景だったのでしょうか。
バス停の前の建物は「松本はかり資料館」。明治35年に創業した竹内度量衝店が資料館として「はかり」の歴史を展示公開しています。四柱神社の境内を通り、松本城へ行きました。
松本城の黒門です。昭和35年に「復興」されたと記されていました。復元ではなく、大修理が行われたのでしょうか。
小天守を従え、堂々たる構えの松本城。
中町通りから100m南を通る瑞松寺への参道を歩くと、旅籠か旅館のような建物がありました。表から見える看板もなくちょっと入りづらい雰囲気。入口の立て看板には「ごめんなさい。売り切れました。」とありましたが、何が売り切れたのか未だに気になります。
参道は商店街となっており、100年以上の伝統をもつ松本人形の店が目立ちます。中町通りが江戸時代なら、こちらは昭和レトロ。観光客向けではないけれど、昔どこかで見たような町並みに懐かしさを感じました。
次はこの日最後の目的地、甲府です。
蔵造りの建物が残る中町通りです。古い商家の店と、改装されてカフェや雑貨店になっている建物が軒を連ねていました。
一ツ橋小路から見る中町通り。100年前も同じ風景だったのでしょうか。
バス停の前の建物は「松本はかり資料館」。明治35年に創業した竹内度量衝店が資料館として「はかり」の歴史を展示公開しています。四柱神社の境内を通り、松本城へ行きました。
松本城の黒門です。昭和35年に「復興」されたと記されていました。復元ではなく、大修理が行われたのでしょうか。
小天守を従え、堂々たる構えの松本城。
中町通りから100m南を通る瑞松寺への参道を歩くと、旅籠か旅館のような建物がありました。表から見える看板もなくちょっと入りづらい雰囲気。入口の立て看板には「ごめんなさい。売り切れました。」とありましたが、何が売り切れたのか未だに気になります。
参道は商店街となっており、100年以上の伝統をもつ松本人形の店が目立ちます。中町通りが江戸時代なら、こちらは昭和レトロ。観光客向けではないけれど、昔どこかで見たような町並みに懐かしさを感じました。
次はこの日最後の目的地、甲府です。
夏の山寺 [癒しの散歩道]
下総国分寺 [癒しの散歩道]
遠出をしなかった3連休、近所の史跡を散策しました。近いからいつでも行けると思っている場所ほど、なかなか行けないものですね。
京成電鉄市川真間駅から徒歩10分ほどのところにある六所神社。道標に「府中」の文字は、7~8世紀頃この地に下総国の国府が置かれたため。
境内のイチョウはまだ青々としていましたが、木の下には銀杏がたくさん落ちていました。あと一か月したら黄色に染まるでしょう。
六所神社から10分ほど歩き、高台に続く階段を上っていきます。
階段の先には国指定史跡、下総国分寺跡があります。奈良時代に全国60か所に配置された国分寺のひとつで、国分僧寺と国分尼寺の発掘・保存が行われました。近所でも初めて訪れる名所は旅気分が出ますね(特に天気が良いと!)
鮮やかな朱塗りの南大門は、明治時代に焼失したのを最後に長い間再建されませんでしたが、昭和53年に現在の境内の敷地に合わせた規模で復元されました。鎧瓦は境内から出土した天平時代の瓦を、鬼瓦は韓国慶州から出土した新羅時代のものを参考に復元されたそうです。
下総国分僧寺は法隆寺様式の伽藍配置だったとされ、建築物の遺構が発掘されています。出土した礎石は境内の数か所に、敷地の都合か当時の配置とは無関係に置かれていました。
現在は國分山國分寺という寺院の境内となっています。本堂の瓦も南大門と同じ復元瓦が使われて、大変美しく整備されています。
日枝神社。国分寺の周囲にはいくつかの寺社が密集しています。
道には史跡の案内板がありますが、入り組んだ狭い道が多くて迷子になりそうです。地図も設置してほしいですね・・・。
道端の庚申堂。このあたりには広い畑も残っています。
下総国分尼寺跡に着きました。こちらは芝生の公園になっていて、建物の礎石のあった場所にモニュメントが置かれています。このまま芝生の上で昼寝をしたくなるような秋晴れでした。
国分尼寺跡から坂を下って15分ほど歩くと「じゅんさい池緑地」です。戦前は天然のじゅん菜が採れたそうですが、環境悪化によって絶滅し、公園として整備された後に栽培が行われています。
じゅんさい池緑地を出て坂を登り、松戸街道を超えると斜面林に出ます。林の中の小さな神社は飛地天満宮。
続きます。
京成電鉄市川真間駅から徒歩10分ほどのところにある六所神社。道標に「府中」の文字は、7~8世紀頃この地に下総国の国府が置かれたため。
境内のイチョウはまだ青々としていましたが、木の下には銀杏がたくさん落ちていました。あと一か月したら黄色に染まるでしょう。
六所神社から10分ほど歩き、高台に続く階段を上っていきます。
階段の先には国指定史跡、下総国分寺跡があります。奈良時代に全国60か所に配置された国分寺のひとつで、国分僧寺と国分尼寺の発掘・保存が行われました。近所でも初めて訪れる名所は旅気分が出ますね(特に天気が良いと!)
鮮やかな朱塗りの南大門は、明治時代に焼失したのを最後に長い間再建されませんでしたが、昭和53年に現在の境内の敷地に合わせた規模で復元されました。鎧瓦は境内から出土した天平時代の瓦を、鬼瓦は韓国慶州から出土した新羅時代のものを参考に復元されたそうです。
下総国分僧寺は法隆寺様式の伽藍配置だったとされ、建築物の遺構が発掘されています。出土した礎石は境内の数か所に、敷地の都合か当時の配置とは無関係に置かれていました。
現在は國分山國分寺という寺院の境内となっています。本堂の瓦も南大門と同じ復元瓦が使われて、大変美しく整備されています。
日枝神社。国分寺の周囲にはいくつかの寺社が密集しています。
道には史跡の案内板がありますが、入り組んだ狭い道が多くて迷子になりそうです。地図も設置してほしいですね・・・。
道端の庚申堂。このあたりには広い畑も残っています。
下総国分尼寺跡に着きました。こちらは芝生の公園になっていて、建物の礎石のあった場所にモニュメントが置かれています。このまま芝生の上で昼寝をしたくなるような秋晴れでした。
国分尼寺跡から坂を下って15分ほど歩くと「じゅんさい池緑地」です。戦前は天然のじゅん菜が採れたそうですが、環境悪化によって絶滅し、公園として整備された後に栽培が行われています。
じゅんさい池緑地を出て坂を登り、松戸街道を超えると斜面林に出ます。林の中の小さな神社は飛地天満宮。
続きます。