旭岳の高山植物（１）

2012年7月7日～8日に旭岳で撮影した花々です。
ルートは姿見駅→姿見の池→旭岳→間宮岳→中岳温泉→裾合平→夫婦池→姿見駅。







旭岳ロープウェイの姿見駅から旭岳の山頂へ向かって歩きます。






ウコンウツギ






エゾコザクラ






マルバシモツケ






エゾノツガザクラ






ヒメイワタデ。日本では北海道のみ分布し、絶滅危惧II類に指定されています。






キバナシャクナゲ。山頂付近にたくさん咲いていました。






メアカキンバイ






斜面に群生するチングルマ。






チングルマのアップ。






ジムカデ






イワヒゲ。岩を覆うように枝を広げていました。






コマクサは開花直前でした。






ミヤマタネツケバナ






間宮岳山頂付近は荒涼としていますが、足元をよく見ると小さい花が咲いています。






一面のエゾタカネスミレ。






別名、タカネキスミレ。北海道固有種です。






ミヤマキンポウゲ


続きます。

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旭岳の高山植物（２）

旭岳で撮った高山植物（１）の続きです。


エゾイワツメクサ。北海道固有種です。






ハイマツに赤い実のようなものが。一応撮っておいて調べたら花でした。






クモマユキノシタ。小さくて目立たなかったのですが、よく見るときれいな花です。







チシマクモマグサ






イワフデ。間宮岳から中岳温泉への稜線にたくさん咲いていました。






イワウメ






コケモモ






登山道の真ん中で目立っていたエゾノリュウキンカ。






アオノツガザクラ






翌日、旭岳温泉近くの湿原を散策しました。ここにもたくさんの花が咲いていました。






チシマノキンバイソウ






ヤマタネツケバナ






ミヤマウツボグサ。本州のものより鮮やかな色のウツボグサ。草陰にひっそりと咲いていました。






オオウバユリ






オオハナウド






ゴゼンタチバナ。御前橘とは高貴な名前。






マイヅルソウ






ハナニガナ






木道をヒョコヒョコ歩いていたハクセキレイ。百花繚乱の旭岳でした。

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変化朝顔（佐倉くらしの植物苑）

国立歴史民俗博物館「くらしの植物苑」で開催された『伝統の朝顔』を見に行きました。江戸時代から受け継がれた貴重な変化朝顔が展示されています。



「くらしの植物苑」入口。朝顔は午前中の早い時間でないとしぼんでしまいます。お盆の期間は朝8時半から開園していました。






葉の模様は斑入と呼ばれる品種です。






葉の渕が丸まっている鍬形葉。花びらも白い渕。






牡丹と呼ばれる品種は八重のような花びらです。このあたりから、アサガオには見えない花が続きます。






牡丹×鍬形葉。ほとんど薔薇。複雑な形の花は突然変異によって現れたもので種子ができないものも多くあります。






台咲という形態の牡丹種。






「総管弁一文字獅子咲」の牡丹。たぶんこれで一つの花です。葉も凄い形です。






これも獅子咲。奇形もここまでくるとアサガオにも花にも見えません。






南国風ないでたちの花。花びらが切れ込んでいるので切咲と呼ばれます。






柳葉と呼ばれる細い葉と花びら。






柳葉の采咲。風流な江戸紫が涼しげ。






牡丹の切咲。葉は水晶斑。






サボテンみたいな渦小人。これがアサガオと言われても信じられません。






変化朝顔には菖蒲のような名前はありませんが、葉や花の形態、色を表す品銘が江戸時代より付けられています。これは「黄縮緬竜田葉白筒紅車咲牡丹」です。一見すると漢文みたいで分かりにくいですが、とてもシステマチックな命名規則になっています。






和を感じる渋い色合いの丸咲。






30分ほど観賞し、植物苑を後にしました。

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